つかびーの技術日記

(情報)工学修士, 元SIer SE, 現Web系 SEの技術blogです。Scala, Java, JS, TS, Python, Ruby, AWS, GCPあたりが好きです。

Maven Centralに自分のライブラリをアップロードする方法

   

少し前にScala用のBeanValidationライブラリ bean-validation-scala をリリースしました。ライブラリについては以下を参照してください。

bean-validation-scala/bean-validation-scala – GitHub

Scala用のBeanValidationを作った話(Optionとか対応してます)

今回はこのライブラリをMaven Centralへ公開した手順について書きます。最後の方はsbtを使うので主にScala用です。

Maven Centralへのライブラリ公開手順

と言っても既に色々な方が書かれています。

自分は教えてもらったここを参考にしました。@pab-techさんの記事です。

自分が作ったScalaライブラリをMaven Centralリポジトリに登録する方法 (GaedsをSonatype OSSRHにデプロイしたよ\(^o^)/)

基本、この通りにやったのですが、一部記述と違う?ようでしたのでその辺りを書いて行きます。

JIRAチケット作成とやりとり

Sonatypeの人と英語でのやりとりになりますが、トラブルが起きなければ定型文だけで大丈夫です。

こう書いてありますが・・・やりとりは発生しませんでした。自分の場合はコメント欄にテンプレっぽいテキストが貼られてそれで終わりでした。(一応一通りデプロイ完了したら自分のJIRAチケットにコメントして自分でcloseしておきました)

xsbt-gpg-pluginの導入(ではなくsbt-pgpを使う)

xsbt-gpg-pluginはどうやらもうメンテされていないようです。ですので代わりにこちらを使います。

sbt/sbt-pgp · GitHub

ドキュメントはこちらです http://www.scala-sbt.org/sbt-pgp/

これをaddSbtPluginすればpublishSignedが使えるようになります。

という訳でほとんど@pab-techさんの記事通りで上手く行きます。

最近ではGitHubをMavenリポジトリとして運用する方法もありますが、sonatype方式もそれほど難しくないので、みなさんもやってみてはいかがでしょうか!

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