HTML、CSSのライターDreamweaverの良いと思った点


DreamweaverはWebサイトを構築する、つまりHTMLやCSSを記述するツールです。

HTMLやCSSは普通のエディタだけでも書くことはできますが、Dreamweaverを使ったほうが効率的に書くことができます。いわゆるWeb用のIDEです。

類似ソフトウェアに以下のようなものがあります。

  • Google Web Designer
  • ホームページビルダー
  • Eclipse, NetBeans(これはプログラミングツールとしての側面が大きいですが)

自分は上記のどれも利用したことがありますが、最終的にDreamweaverが最も良いと感じました。以下ではその良いと思った点を書いて行きます。

Dreamweaverの良い点

テンプレート

これが最も特徴的であり、そこそこ強みを発揮しているのではないかと思います。

自分は今までずっと、「各ページ共通のHTMLはどのように生成したらベストなのか・・・」と思っていました。例えばナビゲーション(タブ部分)やサイドバーはほとんどのページで共通です。動的にWebページを構築する例えばblog(PHP)やWebアプリ(Java, Wicketとか)であれば割と話は簡単ですが、静的HTMLの範囲を越えずにはできません。

DreamweaverのテンプレートはDreamwever用のテンプレートファイルが必要になるとは言え、HTMLの範囲だけでテンプレートを実現できていてなかなか良いと思います。

CSS生成

手持ちの本がDreamweaver CS6用(今はクラウドになってCCが最新版)だったので少し把握に手こずりましたが、これも良い機能です。

現在の編集カーソルが当たっている部分に対して自動でセレクタを生成し、そこからGUIでCSSの設定値をいじれるので初心者でも扱えて良いなと思いました。

ただし、生成されるセレクタは完璧ではないし、+とかは自動では生成してくれないので、メンテしやすいCSSを考えるなら多少は知識が必要です。

ライブビュー

WebKitエンジンで実際のレンダリング具合をリアルタイムで表示してくれます。

細かい調整や、CSSに疎い人には良いなと思いました。

その他

もちろん他のツールでも似たような機能を持っていますが、総合的に見てDreamweaverが一番かな、という感じです。Google Web Designerもそれほど嫌いじゃありませんでしたが、あちらはとあるキーバインド変更アプリが上手く効かず、ダメだったり。

グリッドレイアウトやモバイル用のデザインなどもDreamweaverの特徴ですが、それらはまだ使いこなせていません。jQuery Mobile連携?は価値があるかもしれませんが、グリッドレイアウトは今の所Bootstrap使えばいいよね、という感じです。

ここまで良い良いと言ってきたDreamweaverですが、今はSass + Compassが流行っているので、もしかするとDreamweaverが最善ではないのかな?と思ったりもしています。

とにかく、良いツールであることは間違いないと思いますので、HTML, CSSエディタに困ったらDreamweaverの30日体験版を利用してみることをお勧めします。